正規表現の基本ルール

ここでは、1 文字の正規表現を含む、正規表現 (RE) の作成についての基本ルールを説明します。

正規表現の基本ルールを次に示します。

文字クラス

ColdFusion の正規表現では、POSIX 文字クラスの 1 つを使用して文字を指定できます。 次の例に示すように、文字クラス名は 2 つの大カッコで囲みます。

REReplace ("Macromedia Web Site","[[:space:]]","*","ALL")

このコードでは、スペースはすべて * で置き換えられ、次の文字列が生成されます。

Macromedia*Web*Site

次の表は、ColdFusion でサポートされている POSIX 文字クラスを示します。
文字クラス
照合
alpha
すべての文字を照合します。 [A-Za-z] と同様です。
upper
すべての大文字を照合します。 [A-Z] と同様です。
lower
すべての小文字を照合します。 [a-z] と同様です。
digit
すべての桁を照合します。 [0-9] と同様です。
alnum
すべての英数字を照合します。 [A-Za-z0-9] と同様です。
xdigit
すべての 16 進数字を照合します。 [0-9A-Fa-f] と同様です。
space
タブ、改行、垂直方向のタブ、フォーム フィード、改行、スペースのいずれかを照合します。
print
すべての印刷可能な文字を照合します。
punct
すべての句読記号文字 (! # S % & ` ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ / ] ^ _ { | } ) を照合します。
graph
space 文字クラスの一部として定義された文字を除き、印刷可能な文字として定義されたすべての文字を照合します。
cntrl
[:upper:]、[:lower:]、[:alpha:]、[:digit:]、[:punct:]、[:graph:]、[:print:]、[:xdigit:] のいずれかの文字クラスの一部ではない、すべての文字を照合します。